2011年2月23日水曜日

ジマンダイセン散布

 暖かい日が毎日続いていて、バラ苗の新芽もどんどん伸びています。
そこで 3 月初旬に予定していた 「ジマンダイセン散布 (黒星病予防) 」  を少し前倒しし、本日行いました。

 
 バラの黒星病予防に使用する 「ジマンダイセン水和剤」 は黄色い粉状の農薬で水に溶かして使用します。バラ等に使用場合は 600 倍に薄めて散布すると説明してあります。
 
 通常 1ml の原液を 600ml の水で薄めると 600 倍になると理解していますが、粉剤の場合は 1ml 相当をどう換算すれば良いのでしょうか?
 ネット上で調べると、一般的には粉剤 1g を 1cc の体積とみなし、必要な希釈率の水に薄めるとの情報がありました。すなわち、粉剤 1g ⇒ 1cc ⇒ 1ml という訳です。
 今回散布するために準備したい量はおよそ 2ℓ ですから、3g の薬剤を 600 倍に薄めると 1.8ℓ できることになるります。
 
 希釈方法は判りましたが、3g の分量を如何にして測るかが次の問題です。最近はデジタル表示の秤 (精度 ±2g ) がホームセンターに千数百円で販売されているので、この秤を利用しました。
 
 「ジマンダイセン水和剤」を 600 倍に薄めたものが右側の写真です。容器内でしっかりと撹拌しましたが、この薬剤は完全には溶けてくれず少し粉状に残ってしまいました。底に溜まっていた粉ごと噴霧器に移して散布しましたが、噴霧器のノズルが詰まってしまうようなことはありません。
 しかし、目詰まり防止のため、散布後の噴霧器はしっかりと洗浄しておいたことはいうまでもありません。
 


 「ジマンダイセン」の散布に際しては刺激が強いので、① メガネをかけること、② マスクを着用して散布すること、③ カッパ等の防護服を着用のこととと注意書きがあります。しっかりと注意書きどおりに準備を行いました。
 バラは鉢植えを含めても 40 本ほどなので、散布を開始するまでの準備に時間を要しましたが、薬剤散布そのものは短時間で終了してしまいます。
 

 
 写真は散布を終えた「アンクルウォルター」です。この苗もたくさん新芽を伸ばしています。






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